ピルで生理日を安全に調整

ピルは、通常は避妊のために使用しますが、生理日を安全に調整することもできます。
生理日を早くする場合には、生理の5日目までにピルを飲み始めて、ずらしたい日まで飲みます。ピルの服用を中止すると、2~3日で生理が来ます。この方法では、旅行や行事のときにピルを飲む必要がない点がメリットです。ただし、余裕をもって婦人科を受診すて処方してもらう必要があります。生理日を遅くする場合には、生理の予定日の5日前から飲み始めて、ずらしたい期間中飲み続けます。この方法は、確実に調整できますが、吐き気などの症状が出た場合に、服用している期間中がまんすることになります。副作用が出ても、服用をやめればなくなりますので、安全です。
ピルユーザーの場合は、調整はさらに簡単です。早める場合には、ずらしたい日まで飲み、服用をやめれば2~3日で生理が来ます。この場合、実薬を10日間程度飲んでいないと失敗する可能性があります。休薬期間は通常どおり7日間で、次のシートを飲み始めます。服用が14錠以下の場合、避妊効果を確実にするには生理初日から飲み始めます。遅くする場合は、実薬を21日間飲んだ後、休薬期間をとらずに次のシートを飲み、遅らせたい期間が終われば、休薬期間に入ります。遅くする方は失敗のない方法で、避妊効果も持続して安全です。この場合、偽薬は不要ですので、飲み間違いのないように捨てておきましょう。
2相性、3相性ピルを使っているユーザーが調整する場合、次のようにすればさらに確実です。早める場合には、何日間服用するのか計算し、それに合わせて、3相目(2相性の場合には2相目)から飲み始めます。遅くする場合にも、3相目(2相性の場合には2相目)から飲み始めます。